後遺症(むちうち・捻挫等の古傷・可動域改善)
- Yasuyuki Otsuka
- 2023年11月14日
- 読了時間: 2分
更新日:6月4日
むち打ち後の頭痛やめまい、その原因は“筋肉の緊張”かもしれません
交通事故や転倒などで起こるむち打ち(頸部捻挫)は、受傷直後に痛みだけでなく、数日〜数週間後に頭痛・めまい・吐き気・集中力低下といった二次的な症状を引き起こすことがあります。
一般的には「骨や神経、血管の損傷」が心配されますが、実は多くのケースで、筋肉の“防御反射”による持続的な過緊張が症状の背景に存在しています。
特に首まわり(後頭下筋群・僧帽筋・胸鎖乳突筋など)の筋肉は、外部からの衝撃に対して防御的に収縮し、損傷を最小限に抑えようとする働きを持ちます。しかしこの緊張が解除されないまま続くことで、血流や神経伝達、平衡感覚系にも影響を与え、不調を長引かせる原因となるのです。
トータルボディケアスカイ宝塚では、構造的損傷がないにも関わらず不調が続く方に対して、頸部筋群に対する調整を通じて、防御反射による過緊張の解除を目指した施術を行っております。
また、受傷直後は病院での画像検査が最優先です。骨折・脱臼・頭部外傷の有無を確認し、安全性が確認されたうえで、当店でのサポートが可能となります。
さらに、早期のアイシング(15分冷却+45分休憩のサイクルを数回繰り返す)を行うことで、炎症を抑え、痛みや腫れの拡大を防ぐことにもつながります。
むち打ちや捻挫による不調は、「しばらくすれば治るだろう」と放置されやすいですが、
適切なケアを受けることで、後遺的な症状のリスクを大きく減らすことが可能です。
事故や外傷後、なかなか抜けない違和感や不調がある方は、ぜひ一度当店までご相談ください。
筋肉・筋膜の反応を理解したうえでのアプローチが、回復への第一歩となるかもしれません。
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